女子バスケットボール部


女子バスケットボール部の加藤もえぎさん(経・2)。練習中、休憩中、彼女はずっと笑っている。土曜日午前の練習後に部活動の魅力をインタビューすると、笑顔の理由が分かってきた。

(聞き手は報道部・深田歩)

笑顔で練習する加藤もえぎさん

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―いつからバスケットボ―ルを続けているのですか

小学校3年生のころから、ずっとです。大学に入ると別のスポーツに挑戦する人も多いですが、私はバスケットボールしか見ていなかったです。

部員は私のように大学入学前からバスケットボールを続けている人もいれば、未経験から始める人もいます。そういったメンバーが集まって、みんなで七大戦(全国七大学総合体育大会)や東北地区リーグ戦での勝利を目標に一丸となって目指すことができる環境がとても好きです。みんな活動へのモチベーションが高くて、楽しいです。

―大変なことはありますか

部活動以外に週2回、居酒屋でアルバイトをしているので、体力的に辛いと感じることはあります。

でも実は、大学に入ってから、部活が楽しくなかったことがないんです。高校の時まで、先生の立てた戦術に従うことが多かったのですが、今は部員が考えることが多いです。一つ一つのプレーにこだわって、部のみんなで話し合うのが楽しいです。

―アルバイトのように、部活動と他の活動を両立することはできますか

部活動のみに束縛されることはなく、かなり自由にさせてもらっていると思います。私は、昨年の9月から12月まで、交換留学で台湾へ行っていました。英語で膨大な量の予習と戦ったり、第2外国語で中国語を習ったりと大変でしたが、楽しかったです。

部活動をしていると、長期の留学は難しいと思っていました。しかし、コーチに相談したら快い了承を得られ、念願だった交換留学にチャレンジできました。

シュート練習

―練習の雰囲気も明るかったですが、部員やコーチとの仲が良いんですか

そうなんです。うちの部の魅力を挙げるとしたら、まず、とても仲が良いことが最初に出ます。同期だけでなく先輩や後輩とも仲が良くて、休日も部員といることが多いです。練習中はお互いまじめに率直な意見を言い合うけれど、オフではめいっぱい遊びます。

コーチにも恵まれているなと思います。私たちのコーチは部のOB、OGが担当してくれています。年も近いので、コーチ兼先輩のように感じていて、とても信頼できます。この間は、コーチと一緒にラーメンを食べに行きました(笑)。活動を楽しみながら、目標に向かって頑張れたらなと思います。

OBとの対戦に全力

[2023年2月取材]※掲載学年などは取材当時の学年で表記

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